創作日記39 〜創作のテーマと向き合う〜

新しい作品制作に取り組む上で、やっぱりあまり上手く行かない。
まずは作品のテーマが自分の中にないと派生させることができないと思うので、テーマについて真剣に考えてみることにする。

 

テーマになりうるものは何か?

テーマになりうるものを挙げてみる。
ちなみに僕は小説とイラストを制作するので書きたい / 描きたいを合わせて「かきたい」と表記することにする。

  • 自分が純粋にかきたいと思うもの
    • キャラクター
    • ストーリー
    • シーン
  • 技術的な部分
    • 改善したいこと
    • 挑戦してみたいこと
    • 一回やってみたいこと

売れそうなもの、というのもあったが結局自分がやりたくないのであれば上手く行かなさそうなので外した。
売れそうなもので、ちょっとやってみたいと思えるならどんどん取り入れたい。

補足すると、自分が純粋にかきたいと思うものは一般的に広くテーマと言われるものではないかと考えている。

一番最初にキャラクターを作りこんで、そのキャラクターが動き出して勝手にストーリーも進んでいく。
かきたいストーリーがあってそのために必要な登場人物や舞台を考えていく。
かきたいシーンがあって、前後に何があったのか、そのシーンにいるのはどんな人間化を考えていく。

これらはシナリオの作り方としてあちこちで言われている。
イラストの場合もだいたい同じと考えているけれど、ストーリーの部分は世界観と読み替える。

次に、技術的な部分は作者自身のテーマとなり、力量を上げるための挑戦とも言える。
もちろん言われなくても人間はより良くしたいと思うものではある一方で、意識していないとずっと放置してしまうことも多い。ここを意識的にすることで作品の完成度を上げていきたい。
また、どうにも自分の感性が鈍くなっていて作品制作がすすまないことがある。
そういった場合に、技術的な課題を埋め込めるような状況を設定して、そこに相性の良さそうなテーマを作っていく。ということも必要だと思う。

純粋にかきたいもの、技術的な部分は言い換えると感性と理性であり、両方が盛り込まれたものが良い作品であるのではないだろうか。

 

よし、テーマになりそうなものはわかった。それいつ生まれるんだ?

テーマになりそうなものがわかったところで、無理矢理考えても上手く行かない。
というか個人的にはほとんど考えつかない。

ではテーマを生み出すにはどうしたら良いのだろうか。
一般的にはアンテナを張っておけ、だとか色々な体験をするというように言われている。
ここまではその通りだと思う。
でも、二十数年生きてきた分の体験があっても、作品を作るにはしんどい。
そこで体験を上手く引き出す技術があると良いのではないかと思う。

いくつか方法を考えてみた。

  • ブレインストーミング
  • 心に残ったものを書き留めておく
  • 技術的な課題を書き留めておく

これらは体験のストックとしては効果がありそうである。
でもこれだけでは単発のアイディアにしかならず、作品全体を構成するには心もとない。
大抵の場合、アイディアをいくつもつなげて初めてテーマになる。
かきながら広げることはできるが、見返した時に薄っぺらに見えてしまうことも多い。
なのでもう一歩、深く方法を考えてみる。

  • 意味づけをする
  • 複数組み合わせる
  • 型を作る

だいぶ考えが散発的になっているが、まとめていく。

意味づけをする。これは心に残ったものがどんなテーマになりうるか、を明確にしていくということ。

複数組み合わせる。これはそのまま、複数の意味づけしたアイディアを組み合わせる。気をつけたいのは、例えば一つのストーリーに対して複数のアイディア、一つのキャラクターに対して複数のアイディア……というように一つの何かに対して複数のアイディアを組み合わせていく。ということ。こうした方が深みが出るように思う。

型を作る。これはあらかじめ型を作っておくことでアイディアの組み合わせが十分であるかを判断する材料にする。
時にはこの型を意図的に崩すことでより幅を広げられるかもしれない。

 

まとめ

  • 創作にテーマは重要
  • テーマを自分の中に持っておくためにも、良い体験をすることは大事
  • 体験からテーマを引き出す部分は技術。以下の3ステップを踏んで体験をテーマにしていく。
    • アイディア
      • 体験を書き留めておいたり、ブレインストーミングで引き出すことでアイディアにする
    • 部分テーマ
      • アイディアに意味づけをした上で複数組み合わせることで、キャラクターだったりシーンというような部分のテーマにしていく。
    • テーマ
      • 部分テーマを複数組み合わせて一つの作品としてのテーマとして落としこむ。

まだ発案したばかりなので、これからの創作で実践してより掘り下げていきたい。