創作日記40 〜イラストの描き方を考える〜

昨日に引き続き、今日も創作について考える。
今日はイラストに絞って考えていく。

殻を破りたい

まず、イラストのような感性・技術の分野において、文章をひたすら綴って考えを深掘りするに至った経緯を記しておく。
それは、単純に自分のイラストを描く行為において既に限界を感じているからである。

僕は、地道な積み重ねは技術の精度を上げるがレベルは上げないというのが持論である。
簡単に言うと自分の今までのやり方ではプロレベルには到達しないのではないか?と思い始めた。
自分の今のやり方は十分に試したからそろそろ一新してレベルを引き上げたい。ということである。

 

イラストの構成要素を洗い出してみよう

なにごとも分析をするときは情報の整理からである。

  • 構成
    • テーマ
    • 構図
      • 何を描くか
      • ポーズ
  •  線画
    • 線の強弱
    • 線の綺麗さ
    • デッサン
      • 比率
      • 角度
  •  塗り
    •  配色
  • 仕上げ
    • 効果

……まだある気もするが思いつくのはざっとこんなところ。

 

実際どうしたら良い?

書き出して、ちょっと一記事でまとまらないなと思った。
そこで方向を転換して、汎用化してみようと思う。

まず目的を絞る。
今のところ僕が実現したいことを挙げる。

  • 絵を描く時のストレス解消(描けない!わからない!なんか良くない!)
  • 描けば描くほど技術が身につく状態

二つ挙げたが、結局自分の中で最低限方針を持って描けていれば大丈夫である。
というと簡単そうだが、実際は「とりあえず方針決めたけどあんまり良くないし、どう変えていけば良くなるかわからない……」ということが多い。
そのため、「これ良いじゃん!」と思える方針を決めることが具体的な手段となる。

 

調べる・研究する

方針を決める上で、調べる・研究するのが今のところ一番効果を感じている。
と書くと当たり前に見えるのだが、実際には自分の中で明確にこれまではやり方が良くなかったなと思う点がある。

それは「練習」すれば上手くなると思っていたことである。
「練習」と「調べる・研究する」がどう違うのかを整理していく。

僕の場合、長年練習と思って「見て描く」ことを繰り返してきた。
これはあまり良くなかった。(完全に無駄ではないと思う)

まず正解を調べる。
これはデッサンに含まれるような比率・形など「知識」や「事実」に分類されるところに有効だ。
調べて描いてみる。だいたい描けない。
「練習」をしていた頃はこの段階でつまづいているのにひたすら続けていた。

ここで「研究」という考え方を入れる。
調べる→描く→描けない→少し違うものを調べる→描く→描けない……
と繰り返していく。

具体的に言うと、
昔の武士を調べる→描く→描けない→違う角度の武士の資料を調べる→描く→描けない……
と続けていく。ちなみに武士は僕の趣味で選んだ。
他にも、剣をもったキャラクターが描きたいのであれば、
武士→騎士→グラディエイター→ジェダイ(スターウォーズ)……
と派生させる考え方もある。もちろん武士にこだわって時代別で調べても良い。

こうしていくうちにだんだんわかってくる。すると最初の一枚に戻った時に理解度が違う。
これをある程度わかったと思ったら一旦戻り、また一周して、だいたいわかってきたと思ったら満を持して自分のイラストに取り組んでいく。となる。

 

まとめ

結局考えを整理した結果、既に持っていた考え方の調べる・研究を深掘りする結果になった。
ということでまとめるとこうなる。

  • 絵のレベルを引き上げるには方針をしっかりと立てることでストレスを減らし、描くほど上達するようにする。
  • 方針を決めるためには調べる / 研究するをしっかりと行う
  • 方針が決まったらどんどん描く

レベルを思いっ切り引き上げる考え方になっていない気がするが、一度この方法で底上げを図る。

ちなみにこの考えを深めるに当たって、狐さんの意見が大変参考になった。
狐さんが調べて描くうちにだんだん描けるようになる、と言っていたのを聞いて調べる→研究の部分を思い出し、深掘りした。ありがとう狐さん……!

狐さんと方法論を語った時の記事はこちら。
創作日記特別編2 〜また方法論について語った〜