絵を描くのが遅いのが悩みだった
僕の長年の悩みは絵を描くのが遅いことです。
新しく描くものは毎回資料を集めたり練習を挟まないと自分で見ていても辛いクオリティの低さになってしまうんです。
しかし、一度描いたものは次になるべく持ち越せるようにしたい。
さあ、どうしたら良いのか、と考えたときに「覚えれば良いんだよなあ」と思いました。
発見を暗記する
資料を見たり練習すると「発見」があります。
まずはこれらを文章にメモしておきます。
これだけでも何に対して発見があったのか思い出せるようになります。
さらに、次に絵を描くときにもこのメモを見ながら描くことで、発見を定着させて暗記していくことができるようになります。
発見が定着すれば、それだけ絵が上達していくということですし、迷いが無くなるためスピードアップにもなります。
暗記を目的として模写をする
最後に、応用として僕が実践している暗記方法を紹介します。
それは「模写」です。
模写って、なんとなく繰り返すだけでも手が慣れて色々な線が引けるようになったり、発見があったりします。
この発見も上記のようにメモをしておくことで活かすこともできます。
ですが、僕の根本的な悩みである「絵を描くのが遅い」に対する特効薬としては、
「絵をまるごと暗記してしまうつもりで」模写をするのが良いことに気づきました。
もちろん暗記するだけではそのままの絵しか描けないので応用ができない、という問題はあります。
その一方で、表現に対する引き出しの量を増やしたり、良い題材を見つけるには良い絵を暗記してしまうのが良いと思います。
自分独自の絵を描くための土台を作るために、模写で絵を暗記して知識を蓄えよう、ということです。