絵を描き始めて5年ほど経ったころ、伸び悩んでいた。(2015年ごろのこと)
そんな時出会ったのが脳の右側で描けワークブック。
脳の右側で描けという有名な本(という噂)のワークブックである。
確かニコニコ動画でおすすめされていたのを見て購入した。
脳の右側で描けワークブックは絵を描く上での課題とポイントが書かれていて、ワークブックということで課題に合わせて絵を描いて練習することができる本だ。
脳の右側で描けワークブックをひと通り練習したあと、確実に絵を描く力が上がったと実感できた本なので、過去の体験からではあるが紹介する。
脳の右側で描けワークブックで絵を描く基本技能を身につける
脳の右側で描けワークブックでは、絵を描くための基本技能を扱っている。
その基本技能はエッジ、スペース、相互関係、光と影、ゲシュタルトの5つ。
どれも目からウロコなコツと言える技能であり、課題を通して身につけることで絵を描くのに自由さが広がったと感じられる。
今までなんとなく描いていたものに技法がついた感覚です。
脳の右側で描けワークブックでは即練習できる!
脳の右側で描けには、ワークブックではない本も存在し、こちらが完全版であるらしい。
ただし、完全版の脳の右側で描けは文章のみの本となっている。
脳の右側で描けワークブックであれば、基本技能についての解説や課題が描かれているページの隣に実際に絵を描いて練習するページが付いている。
「練習するぜ!!」という気持ちになったらこの本と描く道具さえあれば課題に取り組むことができる。
ピクチャープレーンファインダーが付録でついていくる
脳の右側で描けワークブックにはピクチャープレーンファインダーという付録が付いている。
ピクチャープレーンファインダーは、透明な薄い(下敷きよりも薄い、フィルムと言ってもいいくらい)プラスチックの板に十字線を引いたものだ。
ピクチャープレーンファインダーを絵の上に乗せることで、十字線を使って目視よりも正確に絵に描かれているものの位置関係を見ることができる。
脳の右側で描けワークブックには、お手本の絵を正確に見て、真似して描く課題が多くある。
そのため絵に描かれているものの位置関係を正確に見る力が重要であり、その補助としてピクチャープレーンファインダーが有効ということだ。
脳の右側で描けワークブックを使った練習でなんとなくから脱することができる
脳の右側で描けワークブックを購入した当時の僕は、漫画やイラストが描きたいと思っていて、硬派な美術書は違うかなと思い避けていた。
ただ、絵が上達しないと悩みをなんとかしたいと思い、脳の右側で描けワークブックを手に取った。
そして脳の右側で描けワークブックを練習する中で、自力では身につかなかったであろう技能を身につけることができ、より自由に絵を描けるようになったと感じた。やはり基礎は大切である。
ということで、絵をもっとのびのびと描きたいと感じている方に脳の右側で描けワークブックはとてもおすすめな本だ。
ワークブックではない脳の右側で描け(完全版)はこちら。