先日、ブックカバーつきで、文庫サイズで小説の同人誌を作成したのだが、その時にどの印刷所に印刷を注文するかとても悩んだ。
結果としては、「印刷通販ちょいのま」さんを利用したので選んだ理由を紹介する。
ちなみに、僕が同人誌を作ったのは個人では2回目で、10年以上ぶりに作った。
そのため、僕自身が印刷所さんを使った経験は少ないので注意してほしい。
関連記事
印刷通販ちょいのまで今回作った同人誌はこれ
参考までにBOOTHのリンクを貼っておきます。
届いたときの様子。
今回印刷通販ちょいのまを選んだ際の前提
前提①本の価格を500円に収めたかった
今回、久しぶりに作る同人誌ということで、せっかくだから多くの人に手にとってもらいたかった。
そのため本の価格はお安くしたくて、1冊500円で想定して印刷所さんを選んでいる。
198ページ表紙フルカラーの同人誌としてはかなり安い部類にはいるため、格安な印刷所さんを選ぶことが必須だった。
前提②オンデマンド印刷
以前作った同人誌の経験から、B5の同人誌だと20ページくらいでも3~4万した記憶があった。
うろ覚えだが、そのときはオフセット印刷だった。
今回は小説で本文198ページということで、文庫本サイズで小さいとはいえオフセット印刷すると高額になってしまう。
そのためオンデマンド印刷の前提で印刷所を選択している。
印刷通販ちょいのま公式サイトはここ
トップページ
見積もりシミュレーター
https://choinoma.com/mitsumori/
印刷通販ちょいのまさんの決め手は安さ
見積もり画像※2022/11時点
オンデマンド文庫サイズ(A6)198ページ100冊27,297円(税込)※他詳細は見積もり画像を参照
前提にも書いた通り、最初に作る本の価格は1冊500円で想定していた。
ところが他の印刷所さんは印刷費だけで50,000円を超えるところがほとんどだったため、1冊あたり印刷費だけで500円を超えてしまうところがほとんどで、そうなるとあまり選択肢はなかった。
その条件に合致したのがちょいのまさんだったということである。
※他に、条件に合致した印刷所さんについては、後述するちょ古っ都製本工房さんである
注意点として、上記見積ではブックカバーをつける前提で表紙はモノクロでPP加工もしていないので価格を抑えられている。
印刷通販ちょいのまは早割はないが、元々破格の安さ
ちょいのまさんには早割といった割引サービスがない。
それでも、他の印刷所さんの早割価格よりも圧倒的に安いので問題なし。
印刷通販ちょいのまはブックカバーも作れる
ブックカバー文庫サイズ100枚10,780円(税込)
ちょいのまさんはブックカバーも取り扱っている。
https://choinoma.com/guide/option/bookcover/
10,780円という価格は、上のページの商品番号「ST-BP2」の納品形態「B」100部の価格だ。
納品形態「B」は本へのセットまでやってもらえる分、お高くなっている。
納品形態「A」を選べば、自分でカバーをセットしなければならない代わりにさらにお安く4,840円になる。
※2022/11時点
僕は自分でキレイにカバーを折って本にセットする自信がなかったので納品形態「B」にした。
注意点として、見積もりページではブックカバーのオプションはないため、備考欄に希望する商品番号や商品形態を記載する必要がある。
注文後、確認のメールにブックカバーの注文が含まれているかチェックすると良いと思う。
本体の価格が安かったのでブックカバーをつけることができた
前述したように、本の価格は1冊500円を想定していた。
ところが、ちょいのまさんで印刷してもらうと1冊273円くらいで印刷できてしまう。
というわけで予算が余り、ブックカバーをつけることができた。
印刷通販ちょいのまさん情報あれこれ
印刷通販ちょいのまさん公式ツイッター
https://twitter.com/choinoma_com
ちょいのまさんには「なんでそんな安いんですか……」というぶしつけな質問に答えていただきました。ありがとうございます。
印刷通販ちょいのまさんの用紙見本帳 無料プレゼント申込みページ
https://choinoma.com/paper_sample/
僕自信がそうだったのだが、注文時にいろいろ紙が選べるものの、どの紙がどんな手触りかなど全く想像がつかなかった。
そのため、紙見本をとりよせて手触り、発色、厚みを確認した。
無料で送ってくれるのがとても嬉しい。
印刷通販ちょいのまさんと他の印刷所さんとの比較もしてみたい
冒頭で書いた通り、僕が同人誌を作ったのは個人では2回目で、10年以上ぶりだった。
そのため、ちょいのまさんと他の印刷所さんで印刷の出来栄えが違うのか?装丁に違いはあるのか?などはよくわかっていない。
Webで検索してみると印刷所さんごとに色味が違ったりするもの、らしい。
今後、本を出す時もちょいのまさんを利用するつもりではあるが、他の印刷所さんとの比較もチャンスがあればしてみたい。
ちょ古っ都製本工房さんも早割を使えばかなり安い
ちょ古っ都製本工房
https://www.chokotto.jp/
上の画像の通り、ちょ古っ都さんも似た条件で32,080円と、「1冊500円」の条件をクリアしている。
最初はブックカバーなしでちょ古っ都さんで印刷する気でいたのだが、Twitterで同人誌について悩んだツイートをしていたらちょいのまさんにフォローされ、見に行ったらブックカバーにも対応していて急遽ちょいのまさんに予定変更したという経緯だったりする。
ちなみに、表紙に使うはずだったイラストをブックカバー用に変更したことで表紙用のイラストとおまけ(いわゆるカバー下)を描き足すことになり、労力がかかった。後悔はしていない。
【ちなみに】同人誌を通販する時は、梱包材代や発送料も含めて価格設定しよう
今回は、自分の同人誌を安価に手に取ってもらえるようお安い印刷所さんとして印刷通販ちょいのまさんを紹介した。
同人誌を通販する場合には梱包材代や発送料もかかってくる。
下記の記事では梱包材はどんなものを使うかや発送方法や発送料について解説しているので参考にしてね。